えのっち式のガンプラ作り方、遊び方…爆裂お父さん風にまとめてみました。


 物事を始めるにあたって、一通りお膳立てが揃わないと…と思ってしまうかもしれませんが、プラモデルなんて大した道具は必要ありません。
 さすがに手でパーツをもぐとバリが残ってしまうので、カッター1本は必要ですが…逆に言えば、それだけでたいていの物は作れます。
 他にあった方が良い物としては…、

 ・ニッパー
 …あればパーツの切り分けに便利(カッターとか爪切りでも代用可)
 ・ヤスリ
 …バリ取った後の仕上げ用(これも器用な人ならカッターで十分)
 ・カッターマット
 …机を傷つけないように(無ければ古雑誌でも可)
 ・筆
 …色を塗るなら筆で塗るのが安上がりかと思われます(3本100円ので十分)

 以上、100円ショップで揃えれば合計500円。もっと安く上げたければ、上に書いた代用品を使いましょう。あとは、作りたいガンプラ買って来れば、制作開始!

 近頃、プラモデルの説明書には「塗装には、より安全な『水性塗料』のご使用をおすすめします」と書いてあります。
 しかし、『水性塗料』のメリットは「安全」(あえて挙げれば…洗ったり薄めたりが水でできるので楽っていうのもある)ということなのです。『水性塗料』はムラになりやすいし、ハゲやすいので…より美しく塗りたければ『ラッカー系塗料』のご使用をおすすめします。ただし『ラッカー系塗料』を薄めたり、使用後の筆を洗うためにはシンナー(うすめ液)が必要です。これは揮発性の液体で、大量に吸い込むと有害なものですので、くれぐれも換気には気をつけましょうね。

 ちなみに、もっぱら1/144のキットばかり作っている「えのっち」は、細めの丸筆を使うことが多いです。このスケールだと、平筆使いたくなるような広い面積塗ることって少ないんですよね。
 神経質な人は色によって筆も変えたりするようですが、それもしない(ズボラ)です。丸筆の細と極細、盾や羽塗る時などたまに平筆(これもあまり太くないもの)、以上3本で全部塗ります。

 模型雑誌を見ると、簡単にディテールアップする方法として、細いパーツ(ガンダムのアンテナとか、ザクのツノなど)を削って尖らせる方法が載っています。
 …が、私はこれやりません!だって尖らせたら危ないじゃん。
 プラモは作るだけじゃなくて、完成したのを手に持っていろんな角度から見て楽しむ、とか、名セリフを叫びながら戦わせて遊ぶ、とか、そういう楽しみもあると思うので、手に持った時に危険なことはしたくないのです。それに、アンテナ削ったから劇的にカッコ良くなるとも思えませんし…。

 もちろん、完成したらガラスケースに入れて展示するのなら、尖らせても問題ないですけどね。要は、雑誌に出てることを鵜呑みにして真似るのではなくて、そうすることのメリット、デメリットを考えましょう…ってことです。

 同様に、労力に見合った効果が無いと思うので…「合わせ目消し」も私はやりません。

* * *

 てな訳で「えのっち家訓」少しは参考になったでしょうか?また何か思いついたら、順次追加するかもしれません。

 ここに書いたことは、あくまでも「えのっち」の自己流ですので、必ずしもこれが正しいとは限りません。プラモデルって、作る人の数だけ作り方・楽しみ方があるものです。色々試してみて、自分にとっての良い方法を見つけてください。その時は、あなたの「家訓」が出来るかも?

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