GUNDAM SEED DESTINY IMPRESSION

第12話「血に染まる海」


例によって、先週の復習から始まり~。
…っと、先週じゃなくて、さっき見たばかりでしたが。

ザフト軍降下作戦、開始!
迎え撃つ地球軍と戦闘が始まる。

オーブ軍戦闘指揮所では、ユウナがあれこれ画策中。
同盟締結の手土産として、ミネルバ出港の情報を連合に流した模様。
そして、ミネルバ前方に地球軍艦隊が出現。
「あ~ん、もうっ!あーだこーだ言ってもしょうがない!
 コンディション・レッド発令!ブリッジ遮蔽!
 対艦、対モビルスーツ戦闘用意!
 大気圏内戦闘よ、アーサー、わかってるわね?」

…このセリフ、指揮官らしさと女性らしさが混然としていて、
 それがタリアのキャラクターを象徴しているようで、気に入りました。

「艦長・タリア・グラディスより、ミネルバ全クルーへ、
 (中略)
 我々には、前方の地球軍艦隊突破の他に活路は無い。
 これより開始される戦闘は、
 かつて無いほどに厳しいものになると思われるが、
 本艦は何としてもこれを突破しなければならない。
 このミネルバ・クルーとしての誇りを持ち、
 最後まで諦めない各員の奮闘を期待する」

旧日本軍風に言うと、Z旗掲揚ですね。
ミネルバの皆さん、がんばれ~!

モビルスーツ各機、久々の発進!
レイ 「海に落ちるなよルナマリア、落ちても拾ってはやれない」
ルナ 「意地悪ね」
…艦長に気合入れられたはずなのに、まだ余裕ありの2人。

「さ~て、ロアノークの報告の真偽の程、確かめさせてもらおうか」
と地球軍の士官が言いました。
…これまで所属や行動原理が不透明だったネオさん部隊ですが、
 脱走艦などではなく、あくまでも地球軍所属と思って良さそうですね。

チェ~ンジ・インパルス・スイッチ・オン!
イナゴの大群を蹴散らすシンのインパルス。
なかなか当たらない地球軍の艦砲。
対するミネルバは次々と敵の船を沈める(…アーサーやるじゃん!)。
レイ&ルナも(砂漠でのイザーク&ディアッカ状態を懸念しちゃいましたが)、
確実に敵を落としていきます。
ユニウス落としの時は、前大戦経験者に比べて頼りなかったたミネルバ隊が、
今回は強い強い!(まさに背水の陣だから?)

浜辺でそれを見ている、キラとラクス。
「どうしましたか?キラ」
「誰かが泣いてる…また」
「え?」
(シン、ルナ、レイ、タリア、アーサー、メイリンがフラッシュバック)
「なんでだろう?なんでまた?」
…いや別にミネルバの人たちは泣いてませんから。
 泣き虫はあなたでしょう、キラ様。

地球軍の物量の前に、押され始めるミネルバ。
連合の新型MA発進…カニです!(ザムザザー…いやどう見てもカニだ!)
ここで新型のデモもしておきたい模様。

ミネルバ…タンホイザー準備。
カニさん…陽電子リフレクター準備。
リフレクターというから、反射されてミネルバ大破かと心配しました。
どうやらバリアのようなものらしいです。
タンホイザーが効かず、呆然のミネルバ・クルー。
アーサー 「でも艦長!どうするんです、あれ?」
タリア 「あなたも考えなさい!」

新型MAに立ち向かうインパルス。
敵は、ここでハサミを展開(やっぱりカニだよ~!)。

戦闘指揮所に来たカガリ。
カガリ 「領海に入れさせない気か?ミネルバを」
ユウナ 「それがオーブのルールだろ?」

一方、オーブ艦隊の司令。
「こういうの恩知らずって言うんじゃないかと思うんだがね、俺は。
 政治の世界には無い言葉かもしれんが…。
 警告開始、砲はミネルバの艦首前方に向けろ。
 絶対に当てるなよ!
「司令、それでは命令に…」
「知るか…俺は政治家じゃないんだ」
こういう、自分のポリシーを持った軍人さん、カッコいいです。

それでも、シンは、
「オーブが本気で…」と思ってしまう。
そして、そのスキにカニのハサミ攻撃!
足を掴まれ、引き落とされるインパルス。
エネルギー切れ、フェイズシフトダウン!
シンの記憶が走馬灯のように…絶対絶命!

「こんなことで…こんなことで俺はぁ~!」
種割れた~!

素早くメイリンに指示を送るシン。
デュートリオンビーム照射!
…初めて見たよ。こうやってエネルギー補給するのね。
 (ガッツ星人に捕らえられたウルトラセブンかと…)

復活したインパルス、カニ撃破!
…ここで一句「ザムザザーむざむざ負けるザムザザー」

ソードに換装&足交換。
さらに、ばっさばっさと敵艦を斬りまくり…バーサーカーだよ。
みんなポカ~ン。

プラントでは、議長がアスランに何やらアクセサリーを授けます。
…これが自由に活動するためのお墨付きなんですか?
(さすがにロザリオ渡して姉妹の契り…とは言いますまい)
…これは「FAITHの徽章」という物だそうで、
 通常の隊長以上の権限が認められるのだとか。

「皆が平和に暮らせる世界のために」
と言いつつ、議長とミーア、意味ありげな目くばせ。
「あの船(ミネルバ)にも私は期待している。
 以前のアークエンジェルのような役割を果たしてくれるのではないかとね。
 君もそれに手を貸してやってくれたまえ」

「アスラン・ザラ、セイバー発進する!」
ようやく主役として目覚めたシン、そうはさせじとアスラン…って感じかな。

これにて、2004年の「ガンダムSEED DESTINY」は終了でございます。
いや~、1クール楽しませていただきました。
制作スタッフのみなさん、ありがとう!
2005年も引き続き面白いのを期待してます。

そういえば…あれ?ステラたんは…???
「ステラかわいいよステラ!」の声は届かないのか?

次回「よみがえる翼」
暁の空に、飛べ!フリーダム!

また何やらテロリストらしきMS隊登場。
フリーダム、逆立ち全門斉射!
虎とマリューさんは呑気にコーヒー飲んでます。
締めはカニ!…縁起物ですから(笑)。


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