GUNDAM SEED DESTINY IMPRESSION

第48話「新世界へ」


ザッピング?いや、これはシャッフルか…。
議長の話に乗せ、ランダムに現れる名場面。
何とも目まぐるしいアバンでした。
またの名を…3分でわかる「ガンダムSEED DESTINY」

そして、電子音声とともに起動する「デスティニープラン」
…いきなり実行プログラムなのかと思いきや、
 大衆向けに漫画仕立てにした説明メニューだったとさ。

そこまでしてもらっても、良く理解出来ない様子の民衆。
はっきり拒否を表明したのは、オーブとスカンジナビアのみ。
世界は混乱…というよりむしろ、まともに政府が機能しない国も多い。

シン「急にこんなこと言ったって、世界は…大変だよ!」
そんなシンに、あーだこーだ語るレイ。
途中、訪ねて来たルナマリアを追い返す。
要するに「議長の言うことは正しいから、君が議長を守ってね」という話。

さて、AAチームは?
アンディ「思ったとおり、世界の反応は緩慢なものだなぁ」
マリュー「思った以上に…じゃない?」
ネオ「良くわからないっていうのが本音だろう。
  人種も国も飛び越えて、いきなり遺伝子じゃあ…誰だって判断困るよ」

マリュー「あれだけ聞くと本当にいいことずくめですもんね。
  不安が無くなる、戦争が起きない、幸福になれる…」

…ここできょとんとアスランの顔を見るメイリン(これ重要!)。

キラ「議長は信用ありますしね、今は…」
アスラン「だが、これがプランの提示だけで終わるはずはない」
キラ「うん」
アンディ「導入・実行すると言ってるんだからなぁ…ヤツは」
アスラン「オーブは?」
ミリアリア「もう防衛体制に入ってるわ。
  プランの拒否が採択されるのは間違い無いもの」

マリュー「力押しで来られたら、もう戦うしかないものね」

キラ「戦うしかない…か?」
アスラン「キラ?」
キラ「いや、あっちもそう思ってるんだろうな…って思って」
(そう思うキラに反して、残念ながら議長は寝てますけど…)
キラ「戦うしかない…これじゃあ戦うしかないって、結局僕たちは戦っていく。
  プランも嫌だけど、本当はこんなことも、もう終わりにしたいのに」

ラクス「でも、わたくしたちは、今は戦うしかありません」
キラ「ラクス」

ラクス「夢を見る、未来を望む…、
  それは全ての命に与えられた、生きて行くための力です。
  何を得ようと、夢と未来を封じられてしまったら、
  わたくしたちは既に滅びたものとして、ただ存在することしか出来ません。
  全ての命は未来を得るために戦うものです。
  戦って良いものです。
  だから、わたくしたちは戦わねばなりません。
  今を生きる命として。
  わたくしたちを滅ぼそうとするもの…議長の示す死の世界と」

…白のクイーン、ついにブチ切れました。議長ピ~ンチ!

怒らせたら宇宙一怖い女を、ついに怒らせてしまった議長。
本人はまだそれに気付かず、呑気に世界情勢の報告など聞いております。
議長「なるほど、コープランド(大統領)も大変だな。
  彼女(カガリ)のように頑張ることも出来ないのに、
  一国のリーダーなどやらねばならんとは…。
  どうすれば良いか指示してくれるロゴスも、もういない。
  まあいいだろう。
  ではまず、アルザッヘルを撃つ。準備を始めてくれ!
  オーブは、その後でいい」

…大変な状況の大統領を、一瞬で楽にしてあげようとおっしゃる…人に優しい。
 しかも敵軍の巨大兵器をゴミにしないで再利用…環境にも優しい。
 何とも優しい議長のお人柄…。デュランダル議長ばんざ~い!(嘘)

議長「私はちゃんと言ったはずだがな…。
  これは人類の存亡を賭けた、最後の防衛策だと。
  なのに敵対すると言うのなら、それは人類の敵ということだ」

そして、艦隊をアルザッヘルに向かわせ、レクイエムを発射する。

再びシンに「議長を信じろ」と語るレイ。
シン「それじゃ、ドラマの死んでくオヤジみたいだぞ!やめろよ!」
レイ「実際、俺にはもう…あまり未来が無い。
  テロメアが短いんだ、生まれつき…。
  俺は…クローンだからな」

シン「はぁ?」
唐突な告白に、ついて行けない様子のシン。

ルナマリア「失礼いたします、もうよろしいでしょうか?」
シン「ルナ…ごめん」

実際にレクイエムが発射されたこと、そしてその破壊力に驚くザフトの皆さん。
もちろん、一番驚いていたのがアーサーであることは言うまでもない。
AAチームもびっくり!思わず発進命令を出す(艦長より偉い)ラクス様。
ラクス「従わねば死…どちらにしても、このままでは世界は終わりです」

「いざ鎌倉!」いや「いざメサイア!」…レイとシンが議長のお膝元に呼ばれる。
…対AA用の防衛戦力ってことですね。

通路を歩くシンとルナ、アルザッヘルが撃たれたことを知らされる。
レイ「言ったとおりだろ?シン。
  たとえ良いことでもスムーズにはいかない」

…むっとするルナマリア。
レイ「次はヤツらが来るぞ!アークエンジェルが…」

アークエンジェル発進!
エターナルも発進!
そこへ集結して来る艦隊。
…AA陣営の戦力はヤキン決戦の時よりも、だいぶ多いようです。

レイ「今度こそヤツらを討つんだ!俺たちが!
  お前の望んだ世界を守るんだ!」

…終…。

戦闘開始前の状況説明と、レイがシンを説得する話。
レイの寿命はそんなに差し迫っているのでしょうか?
かなり強引な説得のように見えました。
シンはまだ納得出来ていない様子ですし、ルナは反感を持ってます。
その辺、大丈夫でしょうか?レイさん。
レイ「強引に見えたかね?
  差し迫っているのは、私の命より、最終回までの尺だ!」

しかし、本当にそうでしょうか?
議長の独断専行のプランなので、議長さえ死ねばとりあえず収まるのでは…?
タリアさんが「キ~ン」って行って、「ば~ん」って撃っちゃえばいいでしょ。
話はあと1回で終わるじゃん。なら、最終回はもう一度総集編ってことで。
…なんてね。これぐらい悪い予想しておけば、
 どんなラストになっても、がっかりしないで済むというものです(苦笑)。

そう言えば、議長は何でアルザッヘルに艦隊を向かわせたのでしょう?
レクイエムの一撃でカタがつくのなら、無駄なことに思われましたが…。
下手をすれば自軍も巻き込みかねないですし…ねぇ。
それとも、レクイエムがあれば、もはやザフトも不要とか思ってますか?

今回、議長が得意の弁舌で民衆を束ねる描写なども期待していたのですが、
結局レクイエム頼りの力押しになってしまったのが残念。
そうでもしないと(最後まで議長が善人に見えてしまうと)、
話の収拾がつかないんでしょうかねぇ…?
まぁ、議長も人間、判断ミスもあるってことにしときましょうか。

次回「レイ」
知るからこその道、示せ!ジャスティス!

艦隊戦が始まる…イザークたちはどっちに付く?
祝!メイリン、オペレーター復帰!
一方ルナマリアは、何かうるうるしてます。
ドムもアカツキも活躍!?
キラはレイと戦う!?

あれれ?
「ミーア」の時みたいにレイで総集編は無いんですか~???(爆)


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