GUNDAM SEED DESTINY PARODIES

ホーク姉妹の「リフレイン」


種デス第41話「リフレイン」を見て…この時期に総集編ですか?
せめて他のキャラ視点なら面白かろうに…どうせならホーク姉妹で…。
本当に???
なら、自分で作るしかないじゃないか~!
ということで、愛と勢いのパクり企画!

メイリン&ルナマリアが語る…「リフレイン」

前半は妹パート…メイリンが語ります。

(アークエンジェルの医務室にて)
私は…何でこんな所にいるんだろう?
お姉ちゃんと同じ職場で働きたかった。
だからミネルバにいた。
それが世の中にも役立つことだと思っていた。
でも、なのに、何故?

(ミネルバにてアスランに興味を持った頃の回想)
確かに焦っていたのかもしれない。
何もわからない自分が嫌だったのかもしれない。
だから…?私にも出来ることがあるはずだった。

全ては私の甘えだったのかな?
アスランさんに巻き込まれて…。
結局、その場の勢いのまま。

(アスランの脱走を手助けするシーン)
私があこがれていたのは、エリートの肩書きだったのかもしれない。
だからアスランさんの行動に従ったのかな?
すがるべきものとして?
いや、すがったんじゃない。
その行動に真実を見たからこそ、私は脱走を手助けしたんだ。

そして私はアスランさんと共に逃げた。
彼の、そして、自分の命を守るためには、逃げる他に道は残されていなかった。
それが自分の未来につながる道と信じて。

シンは戦場で混乱していた。
レイには「裏切り者を討て」と言われ、
アスランさんには「議長やレイの言葉が世界を殺す」と言われ。
でも結局、命令に従い私たちを攻撃するシン。
何故戦うの?…昨日まで仲間だったはずのシンとアスランさんが。

今まで…ザフトに所属していることは、どこまでも心地良く、どこまでも正しく思えた。
でもレイが発砲した時、そしてシンが斬りかかって来た時、何もかもが信じられなくなった。
アスランさんの言うとおり、議長の言葉には裏があるのだろうか?
そう、自分の立場がちょっと変われば、世界は全然違うものになる。
同じ言葉も、全然違った意味になる。
アスランさんは「真実が知りたかっただけだ」なんて言うけど、
「真実」なんて、本当にあるのかな?

ねえ、お姉ちゃん、どう思う?

そして、後半は姉パート…ルナマリアが語ります。

(アーモリーワンでのカオス・アビス・ガイア強奪事件の回想)
あの日、新型モビルスーツを奪った特殊部隊と戦ったその日から、
私はモビルスーツに乗っている。
そして、今もまた、私は仲間たちとプラントを守るため敵と戦う。
そういえば、「敵って…誰だよ?」なんて言ってた人がいたっけ。
そんなことわからないけど…、
仲間を傷つけようとする者がいるなら、戦うしかないじゃない!

(出るたび被弾のルナマリア)
どれだけ傷付いて、どれだけ血と涙を流せば、戦いが終わるのだろう?
出撃のたびに被弾し、傷付き…それでもすぐに次の戦場へと駆り出される。
戦いの果て、私はザクという名の銃を砕かれてしまった。
そして、妹までも失うことになるとは…。

(アスランを追いかけていた頃)
アスラン、あの時シンに言ってたよね。
「力を持つ者なら、その力を自覚しろ!」
勝手な理屈と正義で力をふるえば、それはただの破壊者だって。
でも、そんな理想を語る以前に、軍人は命令とあれば出撃するしかない。
…本当に?そうするしか無いんだろうか?

確かに、議長の言うことも正しく聞こえるけど…。
でも、アスランを尾行したあの時に、私は感じた。
何かとてつもなく大きな意志と力が、この戦いの影でうごめいているのを。
何故ザフトにいるラクス・クラインは偽者なの?
そして、何故…今また、友好国だったオーブを攻めようとしているの?
議長…、レイ…、シン…、誰か本当のことを教えてよ!
レイのようにデュランダル議長を信じることは、もはや私には出来ない。
だって、いくら裏切ったからと言って、アスランもメイリンも、
こんなにもあっさりと殺されなきゃならないなんて。
どうしても、私には納得できない。
だからと言ってここを出て行くことも出来ない…私。

(ステラを救ったのに、アスランとメイリンを討った…シン)
戦いによって勝ち取られた世界は、また新しい戦いを呼んでしまう。
シン、あなたは連合のエクステンデッドを救うために必死で行動したよね。
だけど、今度はただ命令に従って、アスランやメイリンを…。
あなたはそれを納得しているの?
戦いじゃなく、言葉で…話し合いで分かり合える道は無いのだろうか?

私やシンに出来るのは、確かに、ただ戦うことだけなのかもしれない。
でも、戦いからは何も生まれないのかな?
アスランやメイリンは、一生懸命未来を切り開こうとしたの?
そんな彼らを討つなんて、許せないじゃない。
それなのに、ここにいるしかない私。
それなのに、シンにすがるしかない私。

いつか全ての戦いが終わって、誰もが心から笑って、手を取り合える時を迎えるために。
私たちは、その日のためにここにいる。
せめてそう思わないと、私…ここにいられないよね。
そうでしょ?アスラン…、メイリン…。
果てしの無い戦いの連鎖から世界を解き放ち、平和な未来を築くために。

…終…。

第41話「リフレイン」のセリフを抜書きしてたら、
実は割と漠然としたことしか言ってないので、
これって誰が喋ってもアリなのでは…?
と思って、勢いで書き上げてしまいました。

自分で書いといて何ですが…、
やっぱりキラ・アスラン視点より、こっちの方が面白いよ!
どうですか?お客さん!?

次回「自由と正義と」
一陣の風となれ!ホーク姉妹!

増援としてルナマリアのインパルス発進!
そこへ舞い降りたインフィニット・ジャスティス。
「アスランさん!その身体ではまだ無理です!代わりに私が…」
「メイリン・ホーク、ジャスティス出るわよ!」
「お姉ちゃ~ん!あたしはここよ~!」

…なんてことにはならないだろうなぁ。


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